[]タイトルセンスは神の恩寵。




 ひと晩中、同人誌のタイトルを考えていました。なんか、同人誌の内容とはほぼ無関係のものもありますが、ていうかほとんど無関係ですが、このなかからタイトルを付ける――かもしれません。でもどれもいまいち。ぼくにはタイトルセンスはないようだ。


・『戦場感覚』
・『まっすぐ落ちる』
・『なかまはずれともだち』
・『きみだけのペルソナ』
・『あしたもきっと雨』
・『いつかきっと、いつまでもきっと』
・『漆黒の花束』
・『自慰』
・『あなたなんていらない』
・『きみだけがいつもひとりぼっち』
・『それでもきみはぼくのともだち』
・『捨てられないクレヨン』
・『天使、降り積もる夜に』
・『恋よりも愛よりも』
・『きみをブスなんていったのはだれだ?』
・『玲瓏』
・『痛いキス』
・『サイレントミュージック』
・『くたばりぞこない日記』
・『汎神論(パンセイズム)』
・『アンチフランケンシュタイン
・『幻燈と半妖精』
・『疲れた心臟はよく眠る』
・『銀箭蕭々斜めなり』
・『遠いポラリス
・『銀兎譚』
・『金いろの雨ふる午後』
・『秋いろオルゴヲル』
・『インスタントロジックス』
・『螺子巻き宇宙論
・『トラベリングハイ』
・『機械じかけの妖精ものがたり』
・『剣を捨て君を抱く』
・『花に嵐』
・『地球抄』
・『フラジャイルハート』
・『ある夜の十億光年』
・『疾風凛冽』
・『ダークファンタジー国逍遥』
・『ヘリオガバルス症候群』
・『くれない』
・『花に生き花に伏す』
・『ヴィジョンズ』
・『銀河縹渺』
・『夜と短剣』
・『夜の音楽(ナハトムジーク)』
・『花、踏みしめてゆけ』
・『夜想皇帝の戴冠』
・『すべて神のためでなく』
・『アナベル・リィの銀の義腕』

 タイトルというと、やはり翻訳SFのセンスの良さが光っていますね。


・『どこからなりとも月にひとつの卵』
・『愛はさだめ、さだめは死』
・『たったひとつの冴えたやりかた
・『故郷から10000光年』
・『月は無慈悲な夜の女王
・『時は準宝石の螺旋のように』
・『地球の長い午後』
・『世界の中心で愛を叫んだけもの
・『星を継ぐもの』
・『クラウン・タウンの死婦人』
・『帰らぬク・メルのバラッド』
・『十月はたそれがの国』
・『いさましいちびのトースター』
・『地球は空き地でいっぱい』
・『百億の昼と千億の夜
・『果てしなき流れの果てに』
・『銀河ネットワークで歌を謳ったクジラ』
・『伝道の書に捧げる薔薇』
・『愛は虚数
・『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
・『アルジャーノンに花束を
・『天の光はすべて星』
・『あなたの魂に安らぎあれ』

 ミステリはちょっとおもむきが違う感じ。


・『9マイルは遠すぎる』
・『ふたたび赤い悪夢』
・『ABC殺人事件
・『そしてだれもいなくなった』
・『鏡は横にひび割れて』
・『Xの悲劇』
・『人形はなぜ殺される』
・『メルカトルと美袋のための殺人』
・『すべてがFになる
・『夏のレプリカ
・『今はもうない』
・『有限と微小のパン
・『魍魎の匣
・『ロンググッドバイ』

 『愛と幻想のファシズム』とか『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』なんてのもいい感じ。印象的なタイトルはやっぱり凝っているんだけれど、凝りすぎるのも良くない。むずかしいね。